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日本競輪選手養成所第119回・第120回選手候補生入所式の実施及び選手候補生の養成期間の短縮(早期卒業)に関する規則一部改正について2020.05.27

日本競輪選手養成所(所長 瀧澤正光)では、第119回選手候補生(72名)・第120回(女子第10回)選手候補生(22名)の入所式を以下の通り挙行いたします。また、「日本競輪選手養成所選手候補生の養成期間の短縮(早期卒業)に関する規則」の一部改正を行いましたので、あわせてお知らせいたします。

1.第119回選手候補生・第120回(女子第10回)選手候補生入所式(概要)
日時:2020年5月29日(金) 11:00~
場所:日本競輪選手養成所 講堂 (静岡県伊豆市大野1827番地)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、来賓及び選手候補生関係者の出席をご遠慮いただくとともに、いわゆる3密対策をはじめとした新型コロナウイルス感染症拡大防止に万全を期した上で、式の規模を縮小し実施する予定です。

2.「日本競輪選手養成所選手候補生の養成期間の短縮(早期卒業)に関する規則」一部改正
〇目的
昨年度、本養成所では、NKG教育再検討研究プロジェクト会議の答申に基づき、養成制度の大幅な見直しを行い、その一環として、早期卒業制度の充実を図りました。その結果、寺崎浩平(福井)、菊池岳仁(長野)の2名を早期卒業生として輩出することとなり、両名とも、デビュー後は華々しい活躍を見せております。
当然のことながら、早期卒業生は、デビュー直後から多くの注目を集め、非常に高い次元での競走を行うことが求められます。そこで、輩出した早期卒業生2名のデータ等を基に制度を見直すこととし、「日本競輪選手養成所選手候補生の養成期間の短縮(早期卒業)に関する規則」(以下「本規則」という。)の一部改正を以下の通り行いました。

〇主な改正内容
(1)早期卒業候補生の選定基準について、従来のゴールデンキャップ獲得に加え、男女の独走タイム基準を新たに制定するとともに早期卒業に対する意欲等を選手候補生本人への意思確認を行うこととした
(2)競走実技訓練における基準について、旧規定では最終周回バックストレッチを先頭で通過した回数を基に適否を決定していたが、これを当養成所が目指す先行力重視の目的を実現するために最終周回に入るホームストレッチ及び最終周回バックストレッチを先頭で通過した回数を基に適否を決定することとした。
(3)競走実技訓練における基準について、デビュー後、早期卒業生に求められるより高い次元でのレースの期待に応えられるよう女子では勝率及び三連対率だったものを勝率及び二連対率にすることとした。