大物ルーキーへの約束手形「早期卒業制度」とは(2026年度版)
日本競輪選手養成所の入所期間は、5月の入所から翌3月の卒業までの「約11カ月」。
しかし、優秀な成績を収めれば同期の仲間よりも一足早く卒業&デビューができる、「早期卒業制度」が設けられているのをご存知でしょうか?
2026年には条件となる基準が改正されたこともあり、難易度がさらに増した早期卒業制度。本記事では最新版として、その概要をお伝えいたします。
早期卒業は大物ルーキー誕生の約束手形?

2019年5月に「早期卒業制度」が改正されて以降、2026年4月までに
寺崎浩平(117期)
菊池岳仁(117期)
中野慎詞(121期)
太田海也(121期)
市田龍生都(127期)
の5選手が早期卒業を実現。
菊池・太田選手は『ヤンググランプリ』優勝に輝いたほか、寺崎選手はデビューから18連勝、中野選手はデビューから30連勝という記録を樹立。
市田選手は、デビューした2025年の7月にはS級2班に特別昇級、翌2月には、127期の賞金ランキングで見事1位となりました。
いわば、「早期卒業」は「大物ルーキー」誕生の約束手形といえるでしょう。
早期卒業の絶対条件=ゴールデンキャップ獲得+基準タイムを全てクリア

早期卒業候補者となるには、
①5月と9月に行われる「記録会」のいずれかでゴールデンキャップを獲得
②養成所が定める基準タイムを全てクリア
という2つの条件が必要となります。
▶︎養成所が定める基準タイム
| 男子 | 女子 | |
| 200m | 10秒56以内 | 11秒60以内 |
| 500m | – | 36秒00以内 |
| 1000m | 1分05秒99以内 | – |
出典:KEIRIN.jp「基準タイム(PDF)」
かつての基準では、基準タイムを最低1種目で上回っていれば条件を満たしていたのですが、2026年からは「2種目全てクリア」が必須に。さらに、記録会での基準タイムがさらに厳しく改正されたため、早期卒業はより狭き門となりました。
▶︎ゴールデンキャップ獲得のための最新基準についてはコチラのページを参照ください
上記を満たし「早期卒業候補者」に選定されたのちも、卒業認定考査への合格や、訓練の必要履修数をクリアするなどの厳しい条件が。
それらをすべてクリアすることで、晴れて12月に卒業する「早期卒業」の権利を得ることができます。
実現させれば注目度アップ間違いなし!
決して簡単な条件ではありませんが、早期卒業のインパクトは抜群。ファンやメディアからも大きな注目を浴びること間違いなしです。
まさに、「ここで人生を変える」ための大きな大きな一歩となります!