日本競輪選手養成所にて、伊東温泉競輪場のご紹介及びご協力のもと、伊東市にある児童養護施設「川奈臨海学園」の児童の皆さんをお迎えし、交流イベントを実施しました。

まず、養成所の役割や競輪がどんな競技なのかを説明する講義からスタート。同じ伊東市にある伊東温泉競輪場にまつわる問題では、多くの児童さんが手を挙げていました。

2026, 川奈臨海学園, イベント ,児童養護施設

その後は、候補生たちが取り組む訓練の様子の見学へ。

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助走の段階からすでに「速い!」といった声が上がり、迫力ある走りを真剣に見つめていました。

2026, 川奈臨海学園, イベント ,児童養護施設
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職員に気になったことを聞く児童もいて、関心が深まった様子が印象的でした。

自転車を通して広がる交流の輪

見学を終えると、食堂で候補生と同じメニューが用意され昼食に。

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大人でも十分な量ですが、なかにはおかわりをする児童もおり、施設職員の方々も驚いていました。

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教室に戻り、自転車安全動画を視聴した後は、JKA250にて自転車教室とサイクルジムカーナを実施しました。

ここからは、10人の候補生が先生役として参加。

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自転車教室では、児童1人に対して候補生や職員が付き添い、サポートしました。乗車姿勢やブレーキの使い方、バランスの取り方などを、一人ひとりのペースに合わせて丁寧に伝えました。

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最初は自転車に乗ることを怖がっていた児童が、最後は補助もなく1人で漕ぎ出すことができるように。1日で自転車に乗れるようになった児童と候補生たちが喜びを分かち合う場面も見られました。

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サイクルジムカーナでは、マーカーコーンを使ったスラロームや一本橋などのコースを使って、より上手に自転車を扱えるようにチャレンジ。

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候補生たちがお手本を見せながらコツを伝えると、少し緊張していた児童たちもコースを走り切るたびに笑顔を見せていました。

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プロの競輪選手を目指す候補生たちにとって、社会貢献活動・自転車の普及活動はデビューした後も取り組んでいく大切なテーマです。子どもたちに「教える立場」を経験したことは貴重な学びであり、相手に伝える難しさや楽しさを実感しながら、交流の時間を心から楽しむ姿が印象的でした。

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約2時間にわたる交流プログラムも、あっという間に終了。それでも別れ際には「まだ帰りたくない!」と候補生のもとに駆け寄る児童の姿もありました。

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候補生たちも名残惜しそうに言葉を交わしながら見送る姿からは、短い時間のなかでも温かな交流が生まれたことが伝わってきました。

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後日、養成所に児童のみなさんから心温まるお手紙が届きました。

中井唯晶候補生

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子どもたちはみんなパワフルで元気の良い子たちばかりで、私の話やアドバイスもきちんと聞いてくれました。子どもたちの目線の高さに合わせながら、耳に入りやすい言葉で話しかけるよう心がけていました。子どもたちが元気すぎて、体力がついていかなかったのは想定外ではありました。

みんながただただ楽しいという感情で自転車に乗っている姿を見て、自分自身もずっと好きで自転車に乗ってきた気持ちを忘れてはいけないと初心に返る思いです。プロの競輪選手になった後も、ただ走るのが仕事ではなく、自転車の普及活動も責任を持って取り組む必要があります。それを今日、実感できたのは良い経験でした。

中邑理子候補生

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最初はやりたくない子や疲れたという子も出てくるかと不安な部分もありましたが、みんなすごく意欲的だったのが印象的でした。私は自転車教室で自転車に乗れない子を担当していたのですが、その子は今日1日の間に1人で自転車に乗れるまで成長しました。

楽しい、好きという気持ちを持って取り組むことで、何倍も上手くなるものなんだと実感しました。私自身も時間を忘れて練習に励むことが上手くなる近道なんだと気付かされました。最初は自転車を怖いと言っていた子が楽しんでくれるなど、イベントをきっかけに自転車に興味を持つ子が増える喜びを感じられて良かったです。

川奈臨海学園 事務長
冨士一成 様

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養成所の方々が親切に教えてくださったこともあり、子どもたちの活き活きとした笑顔を見ることができて、非常に嬉しいです。サイクルスポーツセンターには施設のイベントで、子どもたちは何回か訪れたことがありますが、「競輪」のイメージはなかったと思います。前日には「速い自転車なんでしょ?」と聞いてくるなど興味津々でしたが、実際に練習を見学させていただくと、助走の段階から「速い!速い!」と感動していました。

自転車に乗ることを通して、子どもたちのチャレンジする気持ちがどんどん芽生えていました。養護施設では自立は大きなテーマの一つであり、アスリートという存在を間近で見たことで、子どもたちの中で新しい世界を知り、職業選択する幅も広がったこともとても貴重な経験だったと思います。ぜひ今後もこうした交流が続いていくことを願っています。

静岡県伊東市 理事兼公営競技事務所長

福西淳 様

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伊東温泉競輪場は近隣に養成所もありますから、常に協力的にいろいろなイベントを開催してきました。競輪が社会の役に立っていること、例えば住民の福祉であったり、教育・子育て支援に役立っていることを伝えながら、少しでも競輪場が身近な存在になれば良いなと考えています。

参加された子どもたちもすごく一生懸命で楽しそうな姿が印象的でした。この触れ合いを通して、少しでも競輪や伊東温泉競輪場に好意的な気持ちを感じてもらえたら有意義な1日だったと思います。また、先生役を務めてくれた候補生の方々も良い経験になったと思います。競輪が行う社会事業の根幹にある思いをどういった形で伝えていくべきなのか。これからプロになり、各支部に所属した後も、必ず社会貢献活動は行なっていますから。今日の経験がその一助になれば良いと感じています。

日本競輪選手養成所 所長

神山雄一郎

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伊豆という地域で日々競輪選手候補生の育成という活動を行なっている私ども「日本競輪選手養成所」がこういった形で地域の方々と交流できる機会を持つことは大変意義のある事業だと考えております。競輪選手になる前の段階で候補生たちが競輪事業の存在意義であるこのような社会貢献活動に取り組む機会があることは、我々にとっても貴重な機会になりました。今後もこのような活動に取り組んでまいりたいと考えております。

地域とのつながりを未来へ

日本競輪選手養成所では、競輪選手として必要な競技力を磨くだけでなく、地域社会との交流を通じて人間性を育む機会も大切にしています。

今回の交流イベントは、子どもたちにとって自転車や競輪を身近に感じるきっかけとなっただけでなく、候補生にとっても「競輪選手として社会とどう関わるか」を考える貴重な経験となりました。

卒業後、多くの人に応援される競輪選手を目指す候補生たち。日本競輪選手養成所では今後も地域に根ざした活動を継続し、競輪を通じた社会貢献に取り組んでいきます。

▼候補生の社会貢献活動の様子はこちら

候補生が“先生”に? 児童養護施設「伊豆長岡学園」の皆さんを迎えて交流イベントを実施

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