候補生が送る生活とは?養成所のとある1日に密着〜休息編〜
日本競輪選手養成所の候補生はどのような生活を送っているのでしょうか?この記事では養成所のとある1日に密着。後編では訓練が終わった後のオフの時間の過ごし方についてご紹介します。
訓練が終わったらまずはリフレッシュ
| 17:00 | 入浴・夕食 |
| 19:15 | 自習時間 |
| 19:50 | 自由時間 |
| 21:00 | 点呼 |
| 22:00 | 消灯 |

訓練が終わるとまずは温かいお風呂で、汗を流します。大浴場は講義の終了時間に合わせて沸かされており、疲れた候補生たちもリフレッシュ。

入浴を済ませると、夕食の時間に。養成所の食事は訓練の内容に合わせてカロリーと栄養バランスが考え抜かれた献立になっています。

まるで漫画のようなご飯の盛り方も珍しくありません。男子は1000kcal以上、女子も800kcalはあり、一般的な食事と比べると量も多くなっていますが、毎日厳しい訓練を積むアスリートならではの食事です。


訓練中の真剣な表情とは打って変わって、同期と談笑しながらの食事は候補生にとっても良い気分転換になります。

夕食を終えると、1度居室に戻り自習時間が始まります。

1日の訓練を振り返り生活日誌を記入したり、座学で学んだ範囲を復習したり、各々が必要なことを考えて取り組みます。
また明日から1日頑張るために

自習が終わると1時間の自由時間となります。候補生によって自由時間の過ごし方はさまざま。

養成所の構内では携帯電話の使用が禁止されているため、自由時間になると公衆電話には列ができます。

外部からかかってきた電話を候補生に取り次ぐ電話番は当番制。次々とかかってくる電話を取って、候補生を館内放送で呼び出します。

1回の通話で話せる時間は5分。

短い時間でも友人や家族と話す時間は、候補生にとって特別な瞬間です。

その近くでは貸し出されるiPadで映像を見て語り合う姿が。これまでの記録会や訓練の映像が保存されており、候補生同士でお互いにアドバイスをし合っていました。


一方、居室には自然と人が集まり、他愛もない話で笑い合ったり、一緒にテレビを見たりと、リラックスした時間を過ごす人も多くいます。

会話をしながらもストレッチやローラーでの身体のケアは欠かせません。

疲労を残さないことも安全に訓練を積むための大切な要素です。

21時には全員が揃って点呼。

教官から1日の総括や注意事項を伝えられ「おやすみなさい」の挨拶で1日が終わります。


消灯とともに静けさに包まれる養成所。
候補生たちはこうした日々を積み重ね、一歩ずつ“競輪選手”へと近づいていきます。