第127 ・128回生の第2回記録会が実施されました
日本競輪選手養成所第127回生(男子)及び第128回生(女子)の第2回記録会が9月11日(水)から13日(金)にわたって行われました。天候にも恵まれ、候補生たちはベストタイムを目指して懸命に走りました。
今回の記録会では第127回生10名、第128回生1名がゴールデンキャップを獲得!
男子候補生のゴールデンキャップ獲得者数は過去最多となりました。
また、以下の3種目で期別平均最高タイムが更新されました。
・男子400mTT 22秒90(これまでの記録は23秒06・第121回生・2021年9月7日)
・男子3000mTT 3分51秒52(これまでの記録は3分53秒82・第125回生・2023年9月7日)
・女子400mTT 25秒64(これまでの記録は25秒70・第126回生・2023年9月5日)
今後は競輪選手に必要な脚力と技術を身につけるための競走訓練が本格的に始まります。
選手候補生達の成長にご声援をお願いいたします。
記録の詳細は以下の「全選手候補生記録」よりご確認いただけます。
ゴールデンキャップ獲得候補生コメント
市田龍生都
200m | 10秒61 |
400m | 22秒01 |
1000m | 1分05秒54 |
3000m | 3分45秒38 |
無事にゴールデンキャップを獲得できました。前回の記録会からあまりタイムは伸びていませんが、全日本トラックから体の疲労もある中での第2回記録会だったので「よくやった」と自分に言いたいです。
今後の競走訓練では内容にこだわり、早期卒業を目指します。
杉浦颯太
200m | 10秒91 |
400m | 22秒79 |
1000m | 1分07秒49 |
3000m | 3分46秒71 |
ゴールデンキャップを獲得できてほっとしています。特に3000mのタイムには自分自身もびっくりしています。長距離に苦手意識がありましたが「頑張れば希望はある」と思い挑みました。ここからの訓練では更にタイムを意識していきたいです。
そして競走訓練では瀧澤所長からも内容を重視するようにご指導いただいているので、先行にこだわります。
野中龍之介
200m | 11秒05 |
400m | 22秒44 |
1000m | 1分07秒64 |
3000m | 3分44秒09 |
ゴールデンキャップ獲得をすごく嬉しく思います。ずっと目標でもあったので、まずは家族と師匠に報告したいです。苦手としていた3000mも自主練習で対策をしてきたことが結果に繋がったと思います。
明治大学の先輩である守澤選手に憧れプロを目指し、今は北井選手のような南関東を代表する先行選手を目指して訓練に取り組んでいます。次回記録会では、全種目3位以内、ゴールデンキャップ獲得の2つを目標に頑張ります。
大塚城
200m | 10秒97 |
400m | 22秒40 |
1000m | 1分07秒42 |
3000m | 3分47秒02 |
ゴールデンキャップを獲得できるとは正直思っていませんでした。地脚が無いので3000mは不安でしたが、序盤から突っ込んで走れました。苦しい瞬間もありましたが、同期がものすごく応援してくれたことが力になりました。次回記録会もゴールデンキャップを必ず獲得します。
邊見竜馬
200m | 10秒94 |
400m | 22秒50 |
1000m | 1分06秒67 |
3000m | 3分43秒77 |
ずっとゴールデンキャップ獲得を目標にしていたので嬉しいです。特に400mは練習でも出したことのないタイムなので驚きもあります。高校時代から自転車競技をしているので、250メートルバンクにうまく対応できたと思います。
次回記録会では200m、1000m共に3位以内を獲得できるよう、毎日の訓練に取り組んでいきます。
三神遼矢
200m | 10秒84 |
400m | 22秒02 |
1000m | 1分07秒54 |
3000m | 3分43秒55 |
今回は早期卒業基準タイムを切ることを目標にしていましたが、達成できずショックもありました。全日本トラックの疲労もあり、思う様に体が動かず悔しさもある中で、この記録会で「何か形に残したい」という気持ちで最終種目の3000mに挑みました。
しっかりと気持ちを切り替え掴んだゴールデンキャップで、精神的にも成長できたと思います。次回記録会ではすべての種目で1位、養成所記録の更新を目指します。
長野魅切
200m | 11秒15 |
400m | 22秒32 |
1000m | 1分06秒43 |
3000m | 3分44秒57 |
ゴールデンキャップ獲得がずっと目標だったので、素直に嬉しいです。記録会に向けてたくさん練習、対策をしてきたので、その成果が出せました。脚質は地脚タイプなので脇本雄太選手のようにどこからでも仕掛けられる選手を目指しています。「ここぞの1発」を出せる思い切りの良い仕掛けが自身の強みだと思うので、これからの競走訓練で磨いていきます。
木村優駿
200m | 11秒07 |
400m | 22秒44 |
1000m | 1分07秒65 |
3000m | 3分45秒03 |
ゴールデンキャップ獲得へ自信もありましたが、もちろん不安もありました。今回獲得できて嬉しいです。1000mではスタート時に少しミスをしてしまったことが悔やまれますが、次回記録会に向けて短距離種目に更に磨きをかけていきます。
競走訓練やトーナメント競走では結果よりも内容を求めて、デビュー後を見据えた走りをしていきます。
猿樂楓樹
200m | 11秒01 |
400m | 22秒59 |
1000m | 1分07秒72 |
3000m | 3分43秒67 |
4種目全てで自己ベスト記録を更新し、すごく楽しい記録会でした。自転車の扱い方も分かってきて、メンタル的にも充実していることが成長できた要因だと思います。400mが課題でしたが無事にゴールデンキャップ基準タイムをクリアできたことで、自信になりました。
ずっと野球をやってきたので競走の経験は無いのですが、競走訓練はとても楽しみです。悔いが残らないよう全力で取り組みます。
尾野翔一
200m | 10秒85 |
400m | 22秒36 |
1000m | 1分06秒81 |
3000m | 3分46秒97 |
ゴールデンキャップを獲得できて最高な気分です。正直、前回の記録会ではゴールデンキャップを獲得することがどういうことなのかあまり分かっていませんでしたが、今回は必ず取ると決めて挑みました。次回記録会では全種目1位を目指します。
身体能力を活かせるスポーツだと思い野球から競輪へ転向しました。瀧澤所長のような選手になれるよう、徹底先行を貫きます。
酒井亜樹
200m | 12秒20 |
400m | 24秒52 |
500m | 36秒38 |
2000m | 2分40秒29 |
無事にゴールデンキャップを獲得できました。でも正直、今回の記録会はきつかったです。早期卒業基準タイムをクリアできずかなり悔しい中ではありましたが、「自分はやれるんだ!」と感じたくて、苦手な2000mも勇気を出して突っ込めました。
次回記録会では得意な500mで養成所記録の更新を狙います。
種目1位の候補生コメント
安達光伸(3000m1位)
200m | 10秒99 |
400m | 23秒04 |
1000m | 1分07秒40 |
3000m | 3分37秒91 |
養成所記録更新を目標にしていましたが届きませんでした。しかし、全体的な成長を感じる記録会でした。前回の記録会が悔しい結果に終わったので、休みなく練習してきました。
ゴールデンキャップを獲得できなかった悔しさは残りますが、この悔しさを次回の記録会で晴らせるよう訓練を頑張っていきます。
半田水晶(女子200m1位)
200m | 12秒09 |
400m | 24秒53 |
500m | 36秒45 |
2000m | 2分45秒!2 |
正直この結果にびっくりしています。200m、500mで自己ベストを更新できました。少し疲労はありましたが、今日は普段より早起きし、ローラー等で体に刺激を入れて臨みました。前回の記録会と比較しても無駄な力を使わずに踏めるようになってきて、自転車技術も向上してきているのを感じています。
今回の記録会では攻める気持ちを学ぶことができたので、それは今後の競走訓練や次回の記録会にも繋がると思います。自分の限界を超えていけるように訓練に取りくみます。