養成所へ入所して1番驚いたことは?131回生・132回生の声で知る養成所生活
全国から候補生が集まり、競輪選手を目指して生活する日本競輪選手養成所。訓練はもちろん、食事や入浴、仲間との共同生活など、入所前とは異なる毎日が待っています。
そんな養成所での生活を、候補生たちはどのように感じているのでしょうか。131回生・132回生を対象にしたアンケートから「養成所へ入所して1番驚いたこと」を聞くと、生活のルールから、思いがけない楽しみまで、さまざまな回答が集まりました。
今回は、多くの候補生が挙げた内容を中心に、養成所の日常を紹介します。
布団の畳み方からお辞儀まで。「生活の細かなルール」

回答で目立ったのが、生活上のルールに関する驚きです。「ルールが厳しい」「ルールがたくさんある事」という声のほか、櫻井仁志候補生は「布団の畳み方、順番が決まっているところ」、金子梨亜候補生は「平日も休日も朝と夜に点呼があること」を挙げています。
お辞儀の仕方や礼の角度、礼をするときの目線に驚いたという候補生もいました。自転車に乗る時間だけでなく、日々の身の回りのことや立ち居振る舞いにも、入所前との違いがあるようです。
スマートフォンがなくても、思ったほど苦ではない?

スマートフォンや電話に関する回答も多く寄せられました。使用が制限される生活に驚く声のほか、市川琉菜候補生は「公衆電話を初めて使った」、佐野唯月候補生は「テレホンカードが必須アイテムなこと」と回答。家族などと連絡を取る手段そのものが、新しい経験になった候補生もいます。
一方で、スマートフォンを使えない生活への「慣れ」に驚く声もありました。「スマホが使えない生活に慣れる」、「スマホが使えなくても思ったほど苦ではなかった」など、今では必需品とも言えるスマホも養成所の中では使わなくても平気になるようです。
全国から集まる同期は、強いライバル

同期の強さや競技レベルの高さを挙げた候補生も。近藤翔輝候補生の「周りが強い」、藤田大哉候補生の「みんな強すぎた」という短い回答からも、その驚きが伝わってきます。町田颯候補生も「全国から集まった同期のレベルの高さに驚いた」と答えています。
競輪選手になるという同じ目標を持つ仲間は、日々の訓練で自分を刺激する存在でもあるようです。
また、同期について寄せられた回答は、強さだけではありません。「さまざまな経験や経歴を持つ人が集まっている」といった回答や、中森亮候補生からは「候補生のみんなが優しい」という声も。
一緒に生活し、訓練するからこそ知る、同期の強さや人柄。それも養成所で出会う新鮮な驚きのひとつです。
「思っていたより時間がある」という声も

生活の忙しさや時間の制約に驚く声がある一方で、時間の余裕や自由さを意外に感じた回答も寄せられました。中村孔翼候補生は「自由時間が意外と多い」、竹内友乃候補生は「想像していたより時間に余裕がある」と回答しています。
同じ養成所で生活していても、驚くポイントはさまざま。入所前のイメージや、それまでにどんな毎日を送ってきたかによっても、感じ方は異なるようです。
今回紹介したのは、アンケート回答の一部です。候補生のプロフィールページでは、その他の質問も掲載中。一人ひとりの回答を通じて、それぞれの個性や素顔に触れることができます。
一人ひとりの言葉を読むと、バンクを走る姿だけではわからない、意外な一面に出会えるかもしれません。