第129・130回生の技能試験組が入所! 入所式は5月13日に実施されます

来年のデビューを目指し、これから約1年間にわたって訓練を受けることとなる第129・130回生選手候補生。
4月の事前入所組に続き、5月8日には技能試験で合格した候補生たちが入所しました。これで、今回生のメンバーが揃ったこととなります。
入所の手続きは“時間指定式”
この日入所する候補生の数は、なんと70人ほど。

大まかな流れは事前入所の際と同様ですが、登録予定地を事前にいくつかのグループに分けられ、“時間指定式”で入所の手続きを進めていくこととなります。

自転車だけでなく、1年間を過ごすための大きな荷物を携えて、全国各地から次々に養成所にやってくる候補生たち。

緊張とワクワクが入り混じった表情が印象的でした。

入所式は5月13日
いよいよ、来週5月13日(火)には入所式を実施。
正式に、競輪選手候補生としての訓練がスタートする節目の日となります。
なお、入所式の模様はSPEEDチャンネル(694ch)にて生中継されることが決定。
未来のスターたちの記念すべき門出の瞬間を、ぜひご覧ください。
候補生コメント
小原乃亜

多くの人と関われる養成所生活はすごく良い刺激になりそうですし、今は楽しみな気持ちの方が大きいです。
中長距離を走るのは久しぶりで不安もありますが、1日1日を大切にしながら、まずは第1回記録会でゴールデンキャップを獲得できるようにしっかりと頑張ります。
中村嶺央

小さい頃から父(中村浩士/79期)の姿を見て憧れてきた競輪。ついにスタート地点に立てるというワクワクでいっぱいです。昨日は母が自分の好物をたくさん作ってくれて、家族とゆっくり過ごすことができ、父からも「頑張ってこい」と一言もらいました。目標は、記録会で養成所記録を出すことです。
同じ129期の榊枝天旺候補生とは、父同士が同期(榊枝輝文)という縁もあり、自分の弟がインターハイで彼に敗れたという因縁もあるので意識しています(笑)。とても強い選手ですが、互いに切磋琢磨して成長していきたいです。
高橋奏多

寮生活のような環境はこれまで経験がなく、正直、今はかなり緊張しています。ですが、ナショナルチームの一員として練習を積み重ねてきたので、自転車に乗るという面では自信を持って臨めそうです。
先輩たちからは「楽しいことも辛いこともあると思うけど、頑張ってこい」と言葉をいただきました。まずは第1回記録会でゴールデンキャップを目指して、しっかりと走り切りたいです。
松田祥位

忘れ物がないかという懸念は少しありますが(笑)、同期には知っている選手も多く生活面ではほとんど不安はありませんし、鉄フレームにも乗ってきたので準備も万端です。
橋本英也選手や窪木一茂選手といった先輩がこの道を切り拓いてくれて、そのあとを追って自分もここに来ることができたと思うので、自分も2人のような存在になれるよう頑張ります。
兒島直樹

「ついにこの日が来たな」と胸躍る気持ちです。来るまでは不安もありましたが、実際に到着してから、楽しみな気持ちがどんどん増してきました。ナショナルチームで活動をともにした松田選手がいるのも、とても心強いです。
競技者としての力を伸ばす、特に自分の課題であるスプリント力を磨くという点ではうってつけだと思います。自分のやるべきことを淡々とこなしながら、たくさんのことを吸収していきたいです。