川上いちご

カワカミ・イチゴ
生年月日:1999/4/6
最終学歴:国立千葉大学
受験区分:技能試験
登録予定地:千葉

Q:これまでの競技歴を教えてください。

大学まで陸上の短距離をやっていました。学校の先生になりたかったので、教育学部のある大学を選び、勉強をしながら陸上もそのまま続けていたという感じです。

Q:教員免許も取得されたんですね。

はい。大学卒業後は小学校の教員として働いていました。ダイエットも兼ねて、社会人になってからもウェイトトレーニングは続けていました。

Q:競輪選手になろうと思ったきっかけは?

教員2年目の終わりくらいにガールズケイリンを初めて知って、「これだ!」という胸騒ぎがしたんです。私の太ももが活かせるかもしれない、と思いました。教員もすごく素敵な仕事だと思っていますが、人生は一度きり、やらずに後悔はしたくなかったので挑戦を決めました。小学校で生徒たちと遊んでいる時も負けず嫌いな気持ちが出てしまっていたので(笑)、プレイヤーとしてスポーツがしたい、という思いが奥底にあったのだと思います。

川上いちご

Q:競輪の練習はどう始めたのですか?

ウエイトトレーニングを続けながら、土日はバンクに通って練習をしていました。競輪選手になるための方法も最初はまったくわからなくて、自転車屋さんに行って、競輪選手とつながりのある店を教えてもらって、そこから選手を探して……という感じで、自分で行動していきました。

Q:2024年の「トラックサイクリングキャンプ」では、適性試験の体験に参加されていますが、実際の受験は技能試験となりました。

ワットバイクの数値もある程度出せていたので、当初は適性試験で受けようかと思っていました。ただ、入所した後のことを考えて、技能試験で挑戦しました。リスクもありましたが、それくらいの覚悟を持って臨まないと、この先やっていけないと考えました。

川上いちご

Q:事前入所から約1か月ほどが経ちましたが、養成所での生活はどうですか?

毎日自転車に乗る、という生活は初めてで疲れはあります。一方で、規則正しい生活を送ることができ、食事もしっかり管理されているのは本当にありがたいです。恵まれた環境だと思っています。

Q:憧れの選手はいますか?

太田りゆ選手です。真っ向勝負で勝つ強さもそうですが、人柄にも憧れています。