【第130回生 注目候補生インタビュー】山田南 兄と同じく三段跳びから競輪へ 「3連続ゴールデンキャップを」

山田南
ヤマダ・ミナミ
生年月日:2006/12/2
最終学歴:私立東海大学付属高輪台高等学校
受験区分:適性試験
登録予定地:千葉
Q:これまで取り組んでいた競技は?
陸上・三段跳びをやっていて、2023年の「JOCジュニアオリンピックカップ」で4位になりました。
競輪選手を目指すようになったのは、高校2年の頃に太田りゆさんを知ったことがきっかけです。父が「足の筋肉すごいだろ」って太田りゆさんのInstagramを見せてくれて。そのときに「こんな選手になりたい」と思いました。
三段跳びを始めた時は競輪選手を目指していたわけではなかったですが、今思えば、脚力や瞬発力がすごく活きていると思います。

Q:師匠であるお兄さん(山田駿斗・123期)も、もともとは三段跳びの選手だったそうですね。
はい。経歴としては追いかけるような感じですが、競輪選手を目指したいと思ったのは、太田りゆさんの存在が大きかったです。
Q:高卒での養成所受験。スポーツ選手として生きていく、という気持ちが強かった?
はい。勝負することも好きですが、自分で立てた目標に向かって練習したり、動画を見て研究したりしたことが記録として返ってくる、ということに喜びを感じます。

Q:競輪への本格的な準備はいつから始めたのでしょうか?
高校3年からです。適性試験に向けた、パワーマックスでのミドルパワートレーニングが中心でした。師匠は兄ですが、メニューは父から教わっていました。兄も父から学んでいたので、自然とそういう流れになりました。
Q:本格的な自転車経験はほとんどなかったと思いますが、事前訓練を受けてみて感触はいかがですか?
スピードが速いし、バンクの傾斜もあるので怖さはあります。でも、乗っていて楽しいです。キツいことも多いですが、同じ志を持った仲間がいるのが心強いですね。
Q:当面の目標を教えてください。
まずは第1回記録会でゴールデンキャップを取りたいです。そして3回連続で取って、しっかりと報奨金を手にしようと思っています(笑)。
持久力に少し不安はありますが、養成所に入ってから2000mのタイムを10秒以上縮められているので、これからもっと成長していけると思っています。
