【第130回生 注目候補生インタビュー】小原乃亜候補生「器用じゃない」からこそ培われた、考える力とまっすぐな努力

小原乃亜
オバラ・ノア
生年月日:2002/10/7
最終学歴:私立八戸学院大学
受験区分:技能試験
登録予定地:静岡
Q:これまでの競技歴を教えてください。
中学時代はバドミントン、高校からは自転車を始めました。高校で「何か新しいスポーツをやりたい」と思ったときに、父がロードバイクを買ってくれて。それまで知っていた自転車とはまったく違う、スポーツバイクの速さに魅了されて、「かっこいい!」と思ったのが始まりでした。
Q:大学時代から『全日本選手権トラック』500mTTで銀メダルを獲得するなど、競技で輝かしい成績を残してナショナルチームの一員としても活躍していますが、、競輪選手を目指すようになったのはいつ頃でしたか?
高校生の時はぼんやりと思っていたくらいでしたが、大学に進学してから、強く意識するようになりました。
アスリートとして生きていきたいと思い、「卒業したら競輪選手を受験しよう」と決めていました。

Q:ナショナルチームとしての活動は、その決断に影響を与えましたか?
偉大な先輩方が身近にいて、憧れもありましたし、すごく刺激を受けました。佐藤水菜選手をはじめ、一緒に練習してくださっていた方たちの競走をよく見ていたので、自分が選手になった時の姿も自然と想像できるようになりました。
Q:昨年の『KEIRINグランプリ』は、現地で観戦されたそうですね。
そうなんです(笑)。声をあげて応援していました。ファンの方もたくさんいて、「やっぱり私もこの舞台で走りたい」と、改めて思いました。

Q:選手として大切にしていることはありますか?
私は天才肌ではないですし、器用でもありません。だからこそ、人より考えなければいけないし、練習もしっかりしないといけない。大学で監督から「考えて練習すること」「意味を持って過ごすこと」の大切さを教えていただいて、それがすごく大きな学びになりました。
選手をやっている間はもちろんですが、引退してもこの姿勢は変わらないと思います。生きていくうえでの、自分の軸です。
Q:どんな選手を目指していますか?
強くて、うまくて、勝てる選手です。それに加えて、しっかりとした人間であることも重要視したいです。
そういった選手になるために、特に競輪の知識はまだまだ全然ないので、しっかりと学びたいと思っています。
