TOPICS

第125・126回生 第1回トーナメント競走が実施されました!2023.11.15

 日本競輪選手養成所JKA400バンクにて、11月13日(月)から14日(火)にかけて、第125回生(男子)・第126回生(女子)による第1回トーナメントが行われました。初日、2日目と晴天に恵まれ、選手候補生たちはゴール線まで懸命にペダルを踏みました。
 決勝戦が以下のメンバーによって行われ、第125回生では森田一郎選手候補生が、第126回生では仲澤春香選手候補生が優勝に輝きました。
 後日、今回のトーナメントの様子をまとめた動画を日本競輪選手養成所公式YouTubeチャンネルにて公開予定ですので、そちらもぜひチェックしてみてください!

【第125回選手候補生】

決勝戦メンバー
1番車 森田 一郎(もりた いちろう)(埼玉)
2番車 平安山 良希(へんざん りょうき)(沖縄)
3番車 遠藤 拓巳(えんどう たくみ)(香川)
4番車 塩島 嵩一朗(しおじま しゅういちろう)(神奈川)
5番車 栗山 和樹(くりやま かずき)(岐阜)
6番車 弓矢 輪太郎(ゆみや りんたろう)(三重)
7番車 油谷 蒼(あぶたに そう)(兵庫)
8番車 阿部 英斗(あべ あやと)(福岡)
9番車 秋末 蓮(あきすえ れん)(兵庫)

レース展開

 号砲と同時に9名が一斉にスタート。第2周回1センター付近で隊列が落ち着き、7番車 油谷蒼、1番車 森田一郎、9番車 末蓮、8番車 阿部英斗、2番車 平安山良希、3番車 遠藤拓巳、4番車 塩島嵩一朗、6番車 弓矢輪太郎、5番車 栗山和樹の順で周回を重ねる。第3周回ホームストレッチ付近より後方から弓矢・栗山が踏み込み、弓矢が先頭で打鐘を迎える。
 弓矢の後方で栗山・油谷が激しい踏み合いを見せる中、第4周回第2センターより阿部が猛烈に追い上げ、先頭へ出切る。先行する阿部の番手に位置した森田が強烈なまくりを放ち1着で入線した。2着には梯団から抜け出し追い込んだ秋末が入線、思い切りのいい先行を見せた阿部が3着での決着となった。

優勝者コメント(森田 一郎選手候補生)

優勝という結果が率直に嬉しいです。決勝は(最終周回)ホームからかまして一周逃げ切るイメージで臨みました。ホームで阿部候補生の番手を奪えたこと、バックストレッチから踏めたことで1着入線できたと思います。今後は、自分に足りないと感じるタテ脚を重視して訓練に取り組み、第2回トーナメント、卒業記念レースでも良い結果を残したいです。

優勝
森田 一郎選手候補生(埼玉)

2着
秋末 蓮選手候補生(兵庫)

3着
阿部 英斗選手候補生(福岡)

上位3名
左から秋末候補生、森田候補生、阿部候補生

【第126回選手候補生 決勝】

決勝戦メンバー
1番車 仲澤 春香(なかざわ はるか)(福井)
2番車 伊藤 優里(いとう ゆうり)(三重)
3番車 平子 結菜(ひらこ ゆうな)(三重)
4番車 髙木 萌那(たかき もな)(福岡)
5番車 是永 ゆうき(これなが ゆうき)(大分)
6番車 普久原 美海(ふくはら みなみ)(栃木)
7番車 伊澤 茉那(いざわ まな)(千葉)

レース展開

 号砲と同時に7名が一斉にスタート。第1周回第2コーナー付近で隊列が落ち着き5番車是永ゆうき、7番車 伊澤茉那、2番車 伊藤優里、1番車 仲澤春香、3番車 平子結菜、4番 髙木 萌那、6番車普久原 美海で周回を重ねる。
 誘導退避後、先頭に立った仲澤が思い切りのいい先行。最終周回第4コーナー付近まで梯団のままもつれるも、粘り強く踏み続けた仲澤が逃げ切り1着で入線し、他を圧倒した。大外より髙木が猛烈に追い込み2着で入線、3着には仲澤をマークしていた是永が入線した。

優勝者コメント(仲澤 春香選手候補生)

今回のトーナメントは、今の自分に自信を持って挑むことができました。自力を出し、思い切って早め早めで仕掛け「負けるな自分」という気持ちで走りました。常に自分が主導権を握れたことが優勝に繋がって嬉しいですし、自分が全力で走れる環境があることに感謝の気持ちでいっぱいです。今後の競走訓練でも準備を怠らず、強い気持ちを持って養成所生活を送りたいです。

優勝
仲澤 春香選手候補生(福井)

2着
髙木 萌那選手候補生(福岡)

3着
是永 ゆうき選手候補生(大分)

上位3名
左から髙木候補生、仲澤候補生、是永候補生

【瀧澤所長コメント】

まずは、落車・失格のない競走でほっとしています。日頃の訓練成果を遺憾なく発揮し優勝した両候補生には、心より敬意を表し、更なる向上への足掛かりにする事を大いに期待します。全体を通して、男子は積極的なレースが多く見られとても好感が持てました。今後も精進を積み重ね、各自が成長する事を望みます。女子は特に成績上位者が積極的なレースで引っ張っているところがとても印象的で、将来の大いなる活躍を期待させてくれます。男子同様益々の精進を積み、更なる向上を目指してもらいたいと思います。