2025年3月4日・5日の2日間にわたり、静岡競輪場で「第127回・128回生 卒業記念レース」が行われました。

127回生(男子)は三神遼矢候補生、128回生(女子)は岩元杏奈候補生が優勝を果たしました!

2024年『KEIRINグランプリ』シリーズの舞台となった静岡競輪場での開催。
候補生たちにとって、養成所生活の集大成であるとともに、前日検査からレースまで、デビューに向けたプレ体験としても重要な意味を持つ大会です。

1日目

「卒業記念レース」は、自治会長を務める中田拓也候補生と髙﨑千賀候補生による選手宣誓からスタート。

この日は男女ともに予選1・2が行われ、それぞれ2レースを走ります。

午後からは、みぞれ混じりの強い雨が降る厳しいコンディションに。

しかし、この日のために調整・訓練を積んできた候補生たちによる熱戦が繰り広げられました。

レース後には、取材を受ける候補生たち。これも、プロの競輪選手として欠かせない仕事のひとつです。

また、会場では候補生たちの1年間を振り返る写真展なども実施されました。

2日目

迎えた2日目。
天候が心配されましたが、前日ほど気温は下がらず、降雨もほとんどなし。

男子は午前に準決勝が行われ、決勝進出メンバーが決定。

「最高の仲間たちと最後の決戦」にふさわしい舞台が整いました。

午後からは、候補生たちにとって正真正銘“最後のレース”がスタート。
決勝に残れなかった候補生たちも、悔いのないよう全力で挑みます。

会場には競輪ファンの皆様のほか、保護者の方々、ご友人など多くの人々が来場。

これまで支えてくれた、そしてこれからもお世話になる皆様の前で、渾身の走りを披露しました。