【第129回生 注目候補生インタビュー】中村嶺央候補生「憧れの場所で、父の背中を追いかけて」

中村嶺央
ナカムラ・レオ
生年月日:2005/3/21
最終学歴:千葉県立千葉商業高等学校
受験区分:技能試験
登録予定地:千葉
Q:スポーツ歴について教えてください。
小学校から高校までは野球をやっていました。その後、自転車競技に転向しました。
物心ついた頃から、競輪選手になりたいと思っていました。とにかく父(中村浩士・79期)への憧れが大きかったです。競輪場に母に連れて行ってもらい、父の走る姿を見た時に「自分もここで走りたい」と強く思いました。

Q:3度目の受験で掴んだ、養成所入りですね。
1回目の試験では落車してしまい、2回目は手応えがあったのに不合格。
正直に言うと、最初はどこか“養成所には入るところまでは行けるだろう”という甘い考えがあったかもしれません。
Q:練習環境はどのようなものでしたか?
父もサポートしてくれて、「中村道場」にお世話になりました。午前中は選手たちと一緒にもがき合い、午後は自主練という形で、三部練、四部練と練習漬けの毎日。とにかく“乗る時間を増やす”ことを意識していました。
岩本選手に練習を見てもらってから、練習の効率がどんどん良くなっていきました。自分自身の取り組み方も含めて、大きく変わったと感じています。

Q:強みはどういった部分になりますか?
もともとダッシュ力には自信がありましたが、スピードのキープ力も鍛えてきました。1kmまではしっかりもがけるという自負があります。
Q:尊敬している選手は?
父である中村浩士選手です。リーダーとしてのたくましさや、レース中の振る舞い、父としての姿も含めて、すべてを尊敬しています。
ナショナルチームのメンバーをはじめ強い候補生がたくさんいますが、自分らしく頑張っていきたいです。
