技能試験と適性試験ってなに?入所試験の種類について
「適性試験」「技能試験」という言葉を聞いたことがありますか?
この2つは、養成所の入所試験の種類を表しています。
大きな違いは、「競技用自転車でのタイム測定」があるかないか。
養成所は「心身ともに健全で、かつ競輪選手として素質豊かな者を広く募る」(募集要項より抜粋)をことを目的に募集を行なっているため、自転車未経験の方のための試験が用意されています。
実際に、他競技から転向した競輪選手も多くいます。
今回は、各試験でどのようなことが行なわれているのかを解説!
試験対策としても、ぜひチェックしてみてください。
適性試験とは?
競技用自転車でのタイム測定はなし。競輪選手として活躍できるだけの身体能力があるかどうかを測定する試験。
※以下の項目に加え、1次・2次試験ともに受験態度も選考項目に含まれます。
男子 | 女子 | |
1次試験 | 垂直跳び 背筋力測定 長座体前屈 |
|
---|---|---|
2次試験 | 固定式自転車による測定※ (最大パワー・回転数、平均パワー) 身体考査 人物考査 |
※最大パワー・回転数は男女ともに6秒、平均パワーは男子:45秒/女子:30秒で測定
技能試験とは?
競技用自転車でのタイム測定があるため、自転車経験者におすすめ。
※以下の項目に加え、1次・2次試験ともに受験態度も選考項目に含まれます。
男子 | 女子 | |
1次試験 | 1000mTT 200mFTT |
500mTT 200mFTT |
---|---|---|
2次試験 | 身体考査 人物考査 |
適性試験のポイントは動画でチェック
適性試験のポイントは、以下の動画で解説を公開中です。
受験をお考えの方は、こちらで事前の対策をしっかりして臨んでください。
そのほか、募集期間中に各地で行なわれている「JIKトレーニングキャンプ」でも体験可能です。
特別選抜試験もあります
ちなみに、ここまで解説してきたのは「一般試験」における2種類。
これとは別に、自転車や他のスポーツで国際レベルの大会に出た人のための制度として、「特別選抜試験」が用意されています。