公益財団法人JKA 日本競輪選手養成所(所⾧:神山雄一郎)は、9月26日(金)に早期卒業認定委員会(委員⾧:業務執行統括役 浅野史久)を開催し、第129回(男子)・小笠原匠海候補生および、髙橋奏多候補生の2名を早期卒業候補者として選定しましたのでお知らせいたします。

今後、両候補生は早期卒業における要件を満たし、日本競輪選手養成所が実施する所定の試験および早期卒業候補者に対して実施する競輪選手資格検定に合格すると、2026年1月(通常は2026年7月)にデビューとなります。

小笠原匠海候補生の記録会タイム及びプロフィール

【プロフィール】
氏名:小笠原 匠海(オガサワラ タクミ)
生年月日:2000年3月19日
年齢:25才
登録予定地:東京都
最終学歴:私立八王子桑志高等学校
主な競技歴:自転車
2017年全国高等学校総合体育大会 ポイントレース 2位
2023年Prix de Bergerac ロードレース 3位
2024年Nocturne de Mussidan ロードレース 4位

【第2回記録会(9月8日~10日)タイム】
200mFD 10秒84
400mFD 22秒20
1,000mTT 1分05秒81
3,000mTT 3分43秒15
※太字が早期卒業基準をクリアしたタイム

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髙橋奏多候補生の記録会タイム及びプロフィール

【プロフィール】
氏名:髙橋 奏多(タカハシ カナタ)
生年月日:2006年10月12日
年齢:18才
登録予定地:大阪府
最終学歴:私立大阪学院大学高等学校
主な競技歴:自転車
2023年アジア選手権トラック(ジュニア) チームスプリント 3位
2024年アジア選手権トラック(ジュニア) スプリント 2位
2024年世界選手権トラック(ジュニア) ケイリン 2位

【第2回記録会(9月8日~10日)タイム】
200mFD 10秒53
400mFD 21秒52
1,000mTT 1分06秒03
3,000mTT 3分48秒29
※太字が早期卒業基準をクリアしたタイム

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神山雄一郎所⾧コメント

両候補生の日々の努力と競技への真摯な姿勢が、この結果につながりました。
まだ今後のカリキュラム、早期卒業認定考査、競走実技訓練の基準、選手資格検定等、クリアする課題はありますが、期待したいです。

歴代早期卒業者一覧

寺崎浩平 117期
菊池岳仁 117期
中野慎詞 121期
太田海也 121期
市田龍生都 127期

早期卒業について

早期卒業制度は、記録会で顕著な成績を収めた候補生に対し、養成期間を短縮してデビューを認める制度であり、対象となった者がトップアスリートとしての潜在能力と競技力を競走において早期に発揮し、業界全体のレベル向上に寄与することを目的としています。

早期卒業候補者の選定は、入所直後期または中間期の記録会においてゴールデンキャップを獲得し、別表における基準タイムのいずれかを超えた候補生から行われます。その後、早期卒業における要件を満たし、日本競輪選手養成所が実施する所定の試験および早期卒業候補者に対して実施する競輪選手資格検定に合格すると、早期卒業が決定します。

【基準タイム】

男子 女子
200m 10秒56以内 11秒60以内
500m 36秒00以内
1000m 1分05秒99以内

早期卒業に関しては、こちらの記事もご覧ください。