日本競輪選手養成所は、6月14日(金)に早期卒業認定委員会を開催し、5月27日(月)~30日(木)で実施した第1回記録会(入所直後期)において、ゴールデンキャップを獲得し、かつ、1000mタイムトライアルにおいて「日本競輪選手養成所選手候補生の養成期間の短縮(早期卒業)に関する規則」の別表に定める基準(※下記参照)を満たした第127回(男子)6番市田龍生都選手候補生1名を早期卒業候補者として選定しましたのでお知らせいたします。

なお、今後、市田選手候補生は補講を行い、養成所が実施する所定の試験及び早期卒業候補者に対して実施する競輪選手資格検定に合格すると、2025年 1月(通常は2025年7月)にデビューとなります。

市田選手候補生の記録会タイム及びプロフィール

【第1回記録会(入所直後期)】
200mFD 10秒68
400mFD 21秒84
1,000mTT 1分05秒54
3,000mTT 3分42秒09

【プロフィール】
氏名:市田 龍生都(イチダ リュウト)
生年月日:2001年9月28日
年齢:22才
登録予定地:福井県
最終学歴:私立中央大学卒業
主な競技歴:自転車
2022年全日本大学対抗選手権自転車競技大会 チームスプリント 1位/ケイリン 1位/1kmTT 1位
2023年全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(エリート) 1kmTT 1位
2023年全日本学生選手権トラック自転車競技大会 1kmTT 1位

※「日本競輪選手養成所選手候補生の養成期間の短縮(早期卒業)に関する規則」(※一部抜粋)
(早期卒業候補者の選定)
第2条
選手候補生が次の各号のすべてに該当するときは、早期卒業候補者に選定する。
(1)養成計画に定める記録会のうち、入所直後期または中間期に実施する記録会において、ゴールデンキャップを獲得し、かつ男子においては200m又は1000m、女子においては200m又は500mの独走タイムが別表に定める基準タイムを超える者
基準タイムはこちら→

(早期卒業)
第4条
早期卒業候補者が次の各号のすべてに該当するときは、早期卒業を認める。
(1)第1回卒業認定考査及び第2回卒業認定考査に合格していること。
(2)早期卒業候補者を対象として11月または12月に実施する早期卒業認定考査に合格していること。
(3)早期卒業候補者に 対する実訓練時限数のうち、必要履修数を満たしていること。この場合、必要な時限数の割合は「日本競輪選手養成所選手候補生卒業認定の基準」を準用する。
(4)競走実技訓練において、出走した競走実技訓練のレースのうち、勝率が男子においては40%以上、女子においては70%以上であること。
(5)競走実技訓練において、出走した競走実技訓練のレースのうち、男子においては最終周回に入るホームストレッチ及び最終周回バックストレッチを先頭で通過し、3着以内となった回数が出走する競走全体の20%以上、女子においては最終周回に入るホームストレッチ及び最終周回バックストレッチを先頭で通過し、2着以内となった回数が出走する競走全体の40%以上であること。
(6)早期卒業認定考査合格者を対象として実施する選手資格検定に合格していること。