「技能試験」には、もちろん各々が乗り慣れた自転車で挑むことになるはず。
でも、ちょっと待った!

その自転車、技能試験で使用できる自転車ですか?

実際の競輪で使えない自転車はNG

技能試験で使用できる自転車にはしっかりとした基準があります。
それは、「競輪で使用できる自転車」であるということ。

具体的には、「NJS(日本自転車振興会)」の認定を受けた、「NJSマーク」がついた自転車であることが必要です。
「NJSマーク」を取得している自転車は、競輪ホームページ「KEIRIN.JP」内にある、「登録自転車一覧表」で確認できます。

参考:「KEIRIN.JP:登録自転車一覧表

なお、男子は「スチール製フレーム」女子は「カーボン製フレーム」の使用となっているので、注意が必要。
また、NJSマークの登録が消除されるケースもあるので、必ず最新のものを確認してから受験に挑むようにしてください。

使用部品にも厳格な規格が

そのほか、使用部品の規格も定められており、

・車輪一式は認定部品で組立てられたスポーク組のホイール(バトンホイールやディスクホイールはNG)
・ギヤ比は「49×15(3.27)」まで

などの条件も。

詳しい条件は、以下の資料をご参照ください。

資料:技能試験受験用自転車の形状等について
第129回(男子)(PDF)
第130回(女子)(PDF)

試験を受ける前から戦いは始まっている!

技能試験実施前日には、実際の競輪と同様、「検査(検車)」が実施されます。
定められた部品以外のものが使用されていたり、整備不良だったりした場合、試験自体を受けることができません
大事なチャンスをフイにしてしまわぬよう、万全の準備で試験に挑みましょう!