最寄りの競輪場は車で5時間!?北海道から合格した杉浦颯太候補生へインタビュー第127回生 注目の候補生
2024年5月に入所した第127・128回生。様々なバックボーンを持つ候補生の中から、今回は杉浦颯太候補生にお話を伺いました。
杉浦颯太
スギウラ・ハヤタ
2005年5月19日生まれ(入所時年齢:18歳)
北海道立北海道千歳高校
高校時代は高校総体、トラック競技のアジア選手権、国体などでスプリント・ケイリンの表彰台に登っています。
Q:スポーツ歴を教えてください。
中学時代はバドミントン部。高校からは自転車競技部でした。父(康一 58期)が競輪選手なので、自分も競輪選手になろうと思って自転車を始めました。
Q:昔から競輪選手になろうと思っていた?
中学生の時点で父に「競輪選手になりたい」と伝えていました。将来の職業を考えた時、父のような生活をしたいなと思って……日常的に練習をして各地に行ってお金を稼ぐ、そんな人生を送りたいなと思ったことが決め手です。
Q:理想とする選手像は?
北海道の菊地圭尚さん(89期)に憧れています。父のように長く選手を続けて、練習中心の生活を送る姿も理想像です。
Q:養成所の受験対策について聞かせてください。
自分の地元は千歳市で、最寄りの競輪場である函館競輪場には車で5時間くらいかかります。基本的には街道練習になってしまうので、セッティングを出す機会が少なく、苦労しました。最終的にはセッティングには拘らず、体を自転車に合わせるような形で試験に臨みました。
Q:同じような状況にある後輩へのアドバイスをお願いします。
その環境を悪いと思わずに。体力的な面で言えば、バンクが近くになかったとしても十分勝負できますから、練習をしっかりすれば合格はできると思います。自分はそこに絞ってちゃんとやって、後のことはなんとかなると思ってやっていました。
Q:入所してすでに何日か経っていると思いますが、ここまでの生活はいかがですか?
個性的な人たちばかりで、毎日楽しく過ごしています。まだ競い合うようなこともないので、みんな仲良くやっています。