候補生たちの現在地と年末年始計画 | 130回生(女子)編
養成所生活も残りわずか。
日々トレーニングに励む候補生たちに、これまでの訓練の成果や、年末年始の過ごし方を聞きました。
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前田真希候補生「年越しの瞬間は多分寝ています」

Q:競輪選手を目指すようになったきっかけを教えてください。
養成所に入る前は、JR西日本の新幹線で車内販売員をしていました。ただ、コロナ禍で仕事が3か月休業になってしまった時に、競輪ファンの友人の付き添いで地元・山口の防府競輪場の開催に行きました。当時2020年、清水裕友選手の記念レース3連覇がかかるタイミングだったのですが、地元のファンの方の声援がすごくて、競輪の格好よさに衝撃を受けました。
ギャンブルという少し悪いイメージを勝手に持っていたのですが、すごく温かい競技だなと思って、自分の方がファンになってしまって(笑)。その友人抜きで1人でいろんな競輪場に行くようになって、そのうちに自分も競輪場に立ちたいと思うようになりました。
Q:養成所に入るまではどのようにトレーニングをされましたか?
小中高とバレーボールをやっていたのですが、8年間会社員で何も運動していなかったので、まずは体づくりから取り組みました。そこから、久留米競輪場に「選手になりたいんですけど、どうしたらいいですか?」って直接電話かけて見学に行かせてもらい、そこから面倒を見てもらうことになりました。
Q:選手を目指す期間、収入面も含め大変だったのではないでしょうか?
当初は会社員時代の貯金で生活をしていましたが、入所試験に2度落ちてしまい、親から援助もしてもらいました。
周囲からは「もう辞めときな」と言われていたのですが、競輪選手への憧れ一心で受け続けて、3回目の技能試験で受かることができました。
Q:養成所に入る前と比べて、自分自身が成長したなと思う点はありますか?
技術面・体力面はそんなに変わっていないかもしれませんが、競輪の厳しさを学びました。自分とどう向き合っていくかが重要で、そういった心の面での成長が大きいかなと思います。

Q:そういった心の成長のためにやっていることはありますか?
自分の思ったことを、毎日ノートに書いています。そのノートを見直すことで、過去の自分を見つめたり、自分と会話するようにしています。
Q:残り数ヶ月、もっと成長させたいと思っていることありますか?
最終的に目指してるのは、自力で勝てる選手になることです。でも現状は、追走やマークも上手くならないと勝てないと痛感しています。その技術を、詰めていきたいと思います。
Q:ちなみに冬季帰省はどのように過ごす予定ですか?
地元で過ごす予定です。帰ってきたら第2回トーナメントもあるので、決勝に乗るためにリフレッシュしながらちゃんと練習したいです。久留米のグループは練習が朝早いので、年越しする瞬間は多分寝ていると思います(笑)。
寺本愛花候補生「ローラーでもしながら年が越せれば」

Q:競輪の道に進もうと思ったきっかけを教えてください。
大学を中退して、どうしようかなと思っていた時に、妹が「競輪選手を目指して高校で自転車競技部に入るから、一緒に自転車をやろう」と言われたのがきっかけです。最初は決心がつかなかったのですが、現在の師匠である山本宏明選手にお会いして、競輪で頑張ってみようという気持ちなったのを覚えています。
Q:養成所を受験するまでは、どのように練習に取り組みましたか?
師匠から教えてもらった練習メニューをもとに、自分1人で取り組んでいることが多かったです。結果的に、入所試験には3回目で合格することができました。
Q:養成所に入所する前とした後で、成長を感じる部分はありますか?
追走技術やそのダッシュに関しては、成長できたと思います。あとは卒業までの残り数ヶ月、自力の部分も伸ばしていけたらなと思ってます。
Q:冬季帰省はどのように過ごす予定ですか?
実家に帰って、しっかりと練習します。自転車に乗ってローラーでもしながら年が越せればと思っています。
古山稀絵候補生「新たな気持ちで2026年を迎えたい」

Q:養成所に入ってから約7ヶ月が経ちましたが、ここまでの養成所生活はいかがでしたか?
あっという間に過ぎ去ったなという感じがします。
Q:自分が成長したと思えるところを教えてください。
これまで中距離で走ってきましたが、競輪は1周半とかで終わってしまう。難しいですけど競走訓練を多く走ってきて、少しずつ順応できてきた感じはあります。それから、若い頃はすぐ落ち込で泣いてしまうことも多かったのですが、今は気持ちが大きく上下することは少なくなったと思います。

Q:卒業までの時期、強化したいポイントはありますか?
周りに比べて、勝ちにこだわるレースがまだまだできてないように思います。自分のために車券を買ってくれた人のためにも、勝ちに執着したレースを披露できるように。もっと気持ちを強く持って、1本1本の内容から変えていけるようにしたいです。
Q:冬帰省はどのように過ごされる予定ですか?
実家で過ごす予定です。いつもは『紅白歌合戦』などを見て年越しの瞬間まで起きているのですが、養成所生活に慣れてしまっているので、22時には寝てしまうかもしれません(笑)。しっかり気持ちを切り替えて、2026年を新たな気持ちで迎えられたらと思っています。