競輪ルーキーシリーズとは?「プロ選手」としての責任を背負う初めてのレース
競輪選手養成所で約10ヶ月の訓練を終え、春に卒業する候補生たち。「プロの選手」となって挑む最初のレースとして「競輪ルーキーシリーズ」が用意されています。
競輪ルーキーシリーズとは?
3月に日本競輪選手養成所を卒業した新人選手達が、1年間養成所で鍛え上げた「脚力」及び「顔」「名前」をいち早く知ってもらうことを目的としたレースシリーズ。このレースでは「新人選手同士」で戦い、先輩選手とのレースは行われません。
例年4月から6月にかけて全4戦程度が実施されますが、年によって数や期間に多少バラつきがあり。このルーキーシリーズを経て、7月に先輩選手とも争いあう「本デビュー」を迎えます。
競輪ルーキーシリーズプラスもある!
デビュー年の秋頃に、さらに「競輪ルーキーシリーズプラス」が実施されたことも。
「競輪ルーキーシリーズプラス」とは、「ルーキーシリーズ」で決勝に進出した選手を中心としたメンバーで行われるレース。単発レースとして実施され、新人選手たちにとっては「久しぶりに同期同士で戦う機会」となります。
「お客様がお金を賭けるレース」としての責任感
いずれのレースも「同期同士のレース」ということで、養成所内の訓練とあまり変わらないんじゃ?と思われる方もいるかもしれません。でもこれは練習のレースではなく「お客様がお金を賭ける、本番のレース」。かつての仲間たちを相手としていても「プロの選手としての責任感」を背負って挑んでいく、大事なレースとなります。
新人選手たちの「プロ」としての一戦、ぜひ注目してご覧ください!