適性試験で不合格だったとしても、日本競輪選手養成所への挑戦がそこで終わるわけではありません。
入所試験には、「技能試験」という次の選択肢があります。

過去の入所者データをもとに、
適性試験の次に考えられる「技能試験」という道を整理します。

入所者の多くは、技能試験で入所している

日本競輪選手養成所の入所試験は、大きく分けて「技能試験」と「適性試験」の2区分があります。

直近数年の入所者データを男女合算で見ると、養成所に入所している人のおよそ7〜8割は技能試験で入所しており、適性試験で入所する人数は限られています。

技能試験と適性試験ってなに?入所試験の種類について

倍率を見ても、適性試験は狭き門

直近3年間の倍率を見ると、適性試験はいずれも高い水準となっています。
男子では10倍を超える年が続き、女子でも年によっては6倍を超えています。

【男子】
技能:4.6〜4.8倍
適性:10.4〜11.8倍

【女子】
技能:2.2〜3.0倍
適性:2.9〜6.6倍

入所試験合格者成績

だからこそ、技能試験に切り替えるという選択肢

第1回記録会, 日本競輪選手養成所(JIK), 第129・130回生

2011年以降のデータを見ると、技能試験で合格した人のうち、

男子:8.9%
女子:8.5%

は、適性試験を受験した経験あり。
さらに詳しく見ると、上記の「適性受験 → 技能受験」で合格した人のうち、

男子:32%
女子:50%

は、適性試験と技能試験の受験回数がそれぞれ1回。
技能試験に切り替えて、すぐに合格を果たしているケースも多いことが分かります。

適性試験での準備は、無駄になるわけではない

適性試験での受験のために、ワットバイクや自転車を使ったトレーニングを積んできた方も多いのではないでしょうか。
その経験を土台に、継続してしっかりと準備を重ねて、技能試験に挑戦するのは、ひとつの“正攻法”といえる選択肢のひとつです。

適性試験で不合格になったとしても、それは「向いていない」と判断されたという意味ではありません。

次は技能試験で受験する。
そのために、時間をかけて準備する。

そうした選択をして、実際に養成所へ入所している人がいます。
適性試験は、ひとつの入口。技能試験は、有力な次の選択肢のひとつです。

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