【第129・130回生 第2回トーナメント競走】伊藤京介候補生、川上いちご候補生が優勝
日本競輪選手養成所では、候補生たちが実戦さながらの勝ち上がり形式で競い合う訓練「トーナメント競走」を年に2回実施しています。
2月24、25日にかけて、「第2回トーナメント競走」が開催されました。
▼第1回のレポートはこちら
トーナメント競走とは?
実際の開催を模した競走訓練。
男子は「予選1・2」→「準決勝 / 選抜」→「決勝 / 順位決定 / 特別選抜 / 選抜」を、女子は「予選1・2・3」→「決勝 / 選抜 」を2日間にわたって実施。
候補生たちは1日2走ずつ計4走を走り、本番の競輪同様「優勝」を競います。
屋内バンク「JKA250」が舞台

卒業も目の前に迫る中で行なわれる「第2回トーナメント競走」。


第1回との最大の違いは、舞台となるバンク。「JKA400」から、室内の板張りバンク「JKA250」での実施となります。
6車立てでのレースとなるほか、並び順は抽選で決定され、レース序盤はその隊列を固定しなくてはならないなど、競技に近いルールです。


並び順を決定するための抽選はタブレットで行なわれます

戦略や機動力がより求められるほか、カント(傾斜)の使い方もさらに重要になってきます。


女子決勝

女子の決勝に進んだのは、以下の6人。
5人の候補生が第1回に続く決勝進出。唯一、清水候補生が好調さを見せて決勝の舞台へ上がりました。
女子 決勝
| 車番 | 名前 |
| 1 | 小原乃亜 |
| 2 | 川上いちご |
| 3 | 山田南 |
| 4 | 伊藤梨里花 |
| 5 | 清水美海 |
| 6 | 古山稀絵 |
レースが動いたのは残り3周。

後方に位置していた古山候補生が仕掛けて先頭へ。

残り1周半で4番手にいた山田候補生、2番手の小原候補生がペースをあげ、先頭で並走状態になり最終周回。

前の争いを小原候補生が制したところで仕掛けたのは、川上候補生。


最後のストレートで小原候補生を射程圏に入れると、ゴール目前で外から交わして1着。際どくなった3着争いは、外から伸びた清水候補生に軍配が上がりました。

男子 決勝

男子の決勝は、以下の6人によるレース。
女子とは対照的に、第1回から連続で決勝に上がったのは吉川候補生のみ。力の均衡ぶりが良くわかる組み合わせです。
| 車番 | 名前 |
| 1 | 伊藤京介 |
| 2 | 中村嶺央 |
| 3 | 田中衛太 |
| 4 | 吉川敬介 |
| 5 | 横溝貫太 |
| 6 | 兒島直樹 |

残り3周に入る前にいち早く動いたのは兒島候補生。先頭を取り切り、ペースが上がっていきます。


残り2周で伊藤候補生が仕掛けると、それに中村候補生も続きます。
伊藤候補生で先頭の最終周回へ。


残り半周で2番手・3番手にいた中村候補生、横溝候補生が捲りを開始して最後のストレート。

最後までスピードが衰えなかった伊藤候補生が逃げ切って1着。追撃わずかに及ばなかった中村候補生が2着、次いで横溝候補生という結果となりました。


来る卒業・デビューに向けて
すべてのレースを終え、上位候補生の表彰式。

講評では、走行技術と戦略が試される250バンクで力を発揮した候補生たちに、まず労いの言葉が送られました。特に女子決勝では、出走した3人がいずれも適性試験組であったことにも触れられ、真摯に訓練に向き合い、互いに切磋琢磨してきた今回生の姿勢に賛辞が贈られました。

そのうえで、卒業まで約3週間となった現状を踏まえ、「タイムや結果だけを追い求めるのではなく、競輪選手としての規律を守る精神をあらためて意識し、卒業の日を迎えてほしい」との言葉が送られ、第2回トーナメント競走は幕を閉じました。
いよいよ卒業間近。次回の大きなイベントは、集大成となる「卒業記念レース」(3月16-17日 伊東温泉競輪場)。
候補生たちの晴れ舞台、ぜひご注目ください。
▼結果はこちらから
第129・第130回生第2回トーナメント競走 決勝
第129・第130回選手候補生 競走成績一覧表