神山雄一郎所長コメント

第129・130回生 第2回トーナメント競走

コーナーや傾斜のきつい250バンクは、乗り慣れていない候補生も多いなかでの開催でしたが、それぞれがしっかりと自分の力を出し切ってくれたと思います。特に決勝戦は、男子も女子も見応えがあり、感動を覚えるようなレースでした。

上位に入った候補生の多くはHPD教場に所属し、ナショナルチームとともに伊豆ベロドロームでトレーニングを積んでいます。そうした環境のなかで250バンクに慣れているという点も、ひとつの要因だったのではないでしょうか。

まもなく養成所を卒業し、デビューの日を迎えます。デビュー後にどれだけやれるかが本当の勝負ですが、養成所としては、やるべきことは一通りやり切ってきたという思いがあります。あとは本人たちの力を信じ、お客様の前で良いレースを見せてくれることを期待しています。

男子優勝:伊藤京介 候補生コメント

第129・130回生 第2回トーナメント競走

記録会でのタイムなどを含めて、養成所生活においてトップになることができていなかったので、とても満足しています。初日はあまり感触が良くなかったのですが、走る前のルーティンを少し変えただけで、劇的に良くなりました。ハンドルを握る指の動きを少し変えただけなのですが、力の入りやすさがまったく違う。たった指一本で、これほど変わるんだと驚きました。
特に決勝は、並びも後ろの位置からとなり不利な展開ではありましたが、冷静に判断してしっかりと先行したうえで1着を取れた。100点満点だと思います。
このトーナメントで得たことが、外のバンクでどう活かせるのかすごく楽しみです。卒業記念レースでも、先行で優勝する姿を見てもらいたいです。

女子優勝:川上いちご 候補生コメント

第129・130回生 第2回トーナメント競走

最後の決勝は、着にこだわらず自分のやりたいレースをすることを心がけていました。小原乃亜候補生と山田南候補生に先に出られてしまい、自分の持ち味が出せなかったところは悔しいですが、焦ることなくチャンスを見つけて追い込めたのは良かったと思います。
まだまだ、レースの組み立てが甘いなと感じています。状況を判断する力、一撃で決められる力を身につけていきたいです。卒業記念レースは333バンクなので、自分の持ち味を存分に出せるはず。結果にはこだわらず、未来を見据えて、自分のレースを見せたいと思います。

男子2位:中村嶺央 候補生コメント

第129・130回生 第2回トーナメント競走

決勝は自分に展開が向き、残り半周で「行けるぞ」と思ったのですが、伊藤候補生が強かったです。同じ千葉出身の川上いちご候補生が直前の女子決勝で優勝、同じ2番車で自分も続きたかったのですが……悔しいですね。「残りが何周であれ、緩んだところで仕掛ける」ということを意識して臨んだトーナメント競走でしたが、特に2回戦と準決勝では良い走りができたと思います。あっという間の養成所生活でしたが、苦しい時に神山所長に鼓舞していただいたのが印象に残っています。残りの3週間も、濃い時間にしたいです。

男子3位:横溝貫太 候補生コメント

第129・130回生 第2回トーナメント競走

大学時代の競技や、HPD教場で250バンクは得意にしている感覚はあり、積極的に動きたいと考えていました。1回目のトーナメント競走では決勝にも残れなかったので今回の3位という結果には満足していますが、決勝では伊藤候補生が動いた時に迷いが出てしまいました。少しだけ悔いが残ります。
卒業記念レースでは、先行にこだわってどんどん動いていきたいです。そしてデビュー後は、兄弟子である後藤大輝選手(福岡・121期)を超える、先行で18連勝を目指したいと思います。

女子2位:小原乃亜 候補生コメント

第129・130回生 第2回トーナメント競走

決勝は自分から動いて、ベストを尽くすことはできたと思います。自分の力が足りなかっただけなので、もっと頑張らないといけないなと感じます。自分の100パーセント力出すことを、競走訓練にも励んできました。レースの展開や相手の動きなど、いろいろありますが、勝ち続けるためには、ほかの影響を受けすぎないようにすること、再現性を高めることを意識してきました。

第129・130回生 第2回トーナメント競走

デビューした後は、強い先輩方と戦うこととなります。お客様の前で走るということを考えると緊張もありますが、勝ち続けるということを追い求めて、1レース1レース大事に走っていきたいです。

女子3位:清水美海 候補生コメント

第129・130回生 第2回トーナメント競走

普段の競輪とは少し違うルールや環境のなかで、最後まで全力を出し切ることができたと思います。適性組として入所してから、競走訓練の始め頃はなかなか思い通りにならなかったのですが、着にこだわらず、自分のやりたいことにフォーカスすることで自然と結果につながってきて、レースがすごく楽しくなってきています。相手がいる競走では、レスリングで培ってきた反応や瞬発力が活きているように感じます。まだまだ脚力は全然ありませんが、しっかりと練習を積み重ねて、卒業記念レースでも、そしてその先でも1着を取れるように頑張りたいです。

PHOTO GALLERY