きっかけはツール・ド・フランス 中長距離から転身した三神遼矢候補生へインタビュー第127回生 注目の候補生
2024年5月に入所した第127・128回生。様々なバックボーンを持つ候補生の中から、今回は三神遼矢候補生にお話を伺いました。
三神遼矢
ミカミ・リョウヤ
2002年1月5日生まれ(入所時年齢:22歳)
私立日本大学
高校から自転車競技をスタートしましたが、最初は中長距離やロードで活動。大学から短距離に転身し、国体や学生選手権などで表彰台に登っています。
Q:スポーツ歴を教えてください。
小学校・中学校は体操をやっていて、高校・大学で自転車競技をやってきました。中学3年の時にツール・ド・フランスの動画を見て「かっこいいな」と思ったことがきっかけ。最初はロードレーサーになりたいと思っていました。短距離を本格的に始めたのは大学2年生からです。
Q:競輪選手になろうと思ったのはどのタイミングでしたか?
大学2年生の冬頃から「短距離、走れるんじゃないか」という手応えを掴んできました。そのような中で「自分がどこまでやれるか知りたい」、そして「大好きな自転車でお金を稼げる」という点にも魅力を感じ、大学3年生の6月くらいに「競輪選手になろう」と決めました。
Q:入所してまだ2日くらいですが、ここまで過ごしていかがですか?
生活のルールが多くて、ずっと気を張ってる感じです。リラックスする時間があまりなくて苦戦しているところなんですが、ちょっとずつ慣れていって、この生活の中でも良いパフォーマンスを出せるようになりたいと思います。
Q:理想とする選手像を教えてください。
競技と競輪を並行していきたいと思っているので、岡山の太田海也選手。どちらも頑張っていきたいです。
Q:養成所への受験対策、エピソードなどを聞かせてください。
試験ではカーボンでなくてクロモリの自転車に乗るので、その調節が大変でした。でも実を言うとこれといった対策はしていなくて、クロモリにもあまり乗ってなかったんです。カーボンで全力を出すイメージで本番も臨みました。その分、これからの訓練で苦労すると思います。