2024年5月に入所した第127・128回生。様々なバックボーンを持つ候補生の中から、今回は齊藤由莉候補生にお話を伺いました。

齊藤由莉

26歳、ヨット競技からの転身「お世話になっていたジムに競輪選手がいて」齊藤由莉候補生へインタビュー第128回生 注目の候補生

サイトウ・ユリ
1997年9月1日生まれ(入所時年齢:26歳)
私立早稲田大学

長年ヨット競技で活躍し、2022年は全日本テーザー級で1位にもなる実力者。ヨットでの活動に区切りがついたところで、競輪選手の道へ転身しました。

Q:簡単な自己紹介をお願いします。

年齢は26歳、登録予定地は神奈川です。生まれ育ったのは北海道なんですが、ヨットをしていた関係で神奈川に住んでいました。小学校3年生から15〜6年ヨットをしてきました。

Q:ヨット競技は、筋肉としてはどのあたりをよく使いますか?

全身を使うとは思うんですが、養成所に来て思ったのは、上半身をよく使っていたんだなということ。握力なども必要とされます。

Q:ヨット競技ではどのくらいのレベルまで活動されたんでしょう?

競技人口が少ない種目ですが、昨年(2023)の夏までは海外を転戦し、オリンピックを目指すくらいのレベルでした。昨年夏に残念ながらヨットの活動を終わりにすることとなり、次の進路をどうしようかと考えていた時、たまたまお世話になっていたジムに競輪選手がいて「競輪もありかな」と思うようになりました。

その方に相談してガールズのトラックサイクリングキャンプに参加させていただき、やってみようと思うようになりました。

Q:未経験からの転身ということで、受験対策について後輩へのアドバイスがあれば聞かせてください。

私自身全く分からない状態でここまできています。むしゃらにひとりでやるというよりは、アドバイスをもらう、人の手を借りることが大事なのかなと思います。周りの力を頼って良いのかなと。

Q:適性試験で入所ということで、事前訓練にも参加したかと思います。

適性組の事前訓練ではたくさん周回したり、1kmサーキットをたくさん周回したり。とにかく乗り込む感じの期間でした。その期間を経て思ったのは「地脚寄りなのかな」ということでしたね。

Q:入所して何日か経っていると思いますが、今どうですか?

想像よりもかなり楽しくやらせていただいてます。意外と寝る時間が取れるなって印象です。キチキチ決まったスケジュールではあるんですけど、ご飯の後には必ず休憩できる時間が用意されている。いっぱいご飯を食べるので嬉しいです。ご飯も美味しいです!