ナショナルチームのみんながコーチ?BMXからトラックへ、そして競輪にやってきた酒井亜樹候補生へインタビュー第128回生 注目の候補生
2024年5月に入所した第127・128回生。様々なバックボーンを持つ候補生の中から、今回は酒井亜樹候補生にお話を伺いました。
酒井亜樹
サカイ・アキ
2001年9月19日生まれ(入所時年齢:22歳)
私立桃山学院教育大学
元BMXレーシング全日本チャンピオン。2023年からはトラック競技に転身し、ナショナルチームでチームスプリントの第1走を中心に活躍。500mTTの日本記録保持者でもあります。
Q:スポーツ歴を教えてください。
10歳から22歳、去年(2023)の4月までBMXレースをしていて、去年の4月にトラック競技に転向しました。
Q:BMXからトラック競技に来たのも一つの決断だったと思いますが、トラック競技から競輪への道もまた別の大きな決断だったのではないでしょうか。
ナショナルチームの先輩方は競輪選手がほとんどで、競輪とケイリンには似てるところもあります。自分も同じように競輪選手になることで学べることも多いと思うので、競輪選手になろうと思いました。
Q:お兄さん(拳蔵 大阪・109期)も競輪選手ですが、その影響はあまりないのでしょうか?
でも兄が競輪選手ということで、どんな職業なのか、どんな世界なのかということはすごくイメージを持っていました。スッと受け入れてチャレンジしてみようという気持ちになれましたね。
Q:これまでトラック競技ではチームスプリントの第1走として期待されてきましたが、今後は短距離全般をやっていきたいという気持ちでしょうか?
その辺りはコーチとの相談が必要ではあるんですが、今は全種目できるように練習しています。
第1回記録会が終わったらHPD教場ができると思うんですが、それに選んでいただいたらナショナルチームと一緒に練習させてもらえるのかなと思います。
Q:ジャパントラックカップ後の入所なので、入所してまだ2日です。ここまで過ごしてみてどうですか?
昨日の夜にやっとみんなと合流して食事も一緒にとりました。とにかく食事を出してもらえるのが嬉しい!それが最高だなって思ってます。
Q:養成所への受験対策を聞かせてください。SPIで撃沈したという話は伺ってますが……
SPIは本屋さんで本を1冊買って結構やり込んだつもりだったんですが、結構難しくて、時間も全然足りないし……そこは撃沈だった感じでしたが、面接はナショナルチームの先輩方に付き合っていただいて練習できましたし、実技では外バンクで走った経験がなかったので、ジェイソン(・ニブレット短距離ヘッドコーチ)と北400バンクで2回練習しました。
Q:BMX出身の子が競輪選手になろうと考えた際、どのようなことを伝えますか?
走り方がわかれば、そしてそれに慣れてしまえば、BMXの選手はある程度できるんじゃないかなと思います!