至高の舞台
KEIRINグランプリを目指し
戦う1年間
男子は最大9人、女子は最大7人で挑む競輪。
男子はA級1〜3班、S級S班〜2班と所属する級班が分かれており、所属級班によって出場できるレースのグレードも異なります。その中でも選び抜かれたトップ選手だけが出場できるのがKEIRINグランプリ/ガールズグランプリ。
選手たちは日夜この「至高の舞台」を目指し、研鑽を重ねます。
レースのグレードについて
競輪のグレードは下から「FⅡ」「FⅠ」「GⅢ」「GⅡ」「GⅠ」「GP」の6つ。日常的に楽しめるレースFⅡ、FⅠグレードのレースと、より格の高いGⅢ以上のレースとに分かれます。GⅠレースで優勝すると年間に1つしかないGPグレードのレース「KEIRINグランプリ」「ガールズグランプリ」の出場権を得ることができます。
結果がすぐに
目に見える。
獲得賞金最高額
-
男性
0円 -
女性
0円
-
男性
0円 -
女性
0円
競輪選手の平均年収
TOP3 新人の収入
デビュー後10ヶ月
新人選手獲得賞金TOP3※2023年度の情報
男性
-
1
8,850,000円
-
2
8,820,000円
-
3
8,660,000円
2023年級班別
平均賞金取得額(参考)
級班 | 人数(人) | 平均取得金額(円) |
---|---|---|
SS | 9 | 150,307,388 |
S1 | 211 | 29,510,010 |
S2 | 456 | 17,088,289 |
A1 | 506 | 12,690,868 |
A2 | 517 | 10,562,445 |
A3 | 490 | 9,190,918 |
2023年男子選手最高取得金額
252,707,900円
松浦悠士選手・広島
男子選手歴代最高取得金額
305,842,300円
2022年・脇本雄太選手・福井
女性
-
1
6,380,000円
-
2
6,370,000円
-
3
5,990,000円
2023年級班別
平均賞金取得額(参考)
級班 | 人数(人) | 平均取得金額(円) |
---|---|---|
L1 | 191 | 9,169,054 |
2023年女子選手最高取得金額
29,038,000円
佐藤水菜選手・神奈川
女子選手歴代最高取得金額
30,955,400円
2022年・柳原真緒選手・福井
まずはA級3班からスタートし
S級S班を目指す
男子はS級S班を頂点とした6つのカテゴリー(級班)に分かれています。
新人選手はまずA級3班からスタートし、最上位・たった9名にしか与えられないS級S班の席を目指します。
女子は現状、L級1班の1カテゴリーのみ。だからこそルーキーの選手とトップ選手が同じ開催に出場することになるなど、独特の過酷さが存在します。
ドラマティックなレース展開を生む 様々な戦い方
レース前〜後の流れ
トレーニング
選手それぞれのやり方で日々のトレーニングを行います。街道練習が中心の選手、バンクでの練習が中心の選手、ウェイトトレーニングや自宅でローラーにしか乗らない、という選手も。練習のスケジュールも自分次第なので、朝型・夜型とそれぞれの体質に合わせて調整も可能な一方、サボり癖のある人はとことんサボってしまうことも可能。さまざまな意味で「自分との戦い」です。
調整
トレーニングで体が疲労した状態ではレース本番で十分な力を発揮できないため、休息あるいは軽めのトレーニングだけ行う期間を「調整」と呼びます。レーススケジュールが詰まっている場合や、国際大会にも参加していてそちらに焦点を合わせている場合などは、調整を入れない選手もいます。
前検日
レースの1日前に会場となる競輪場に集まり、車体と身体の検査を行うことを「前日検査」、前検と呼びます。大きなレースの場合は共同インタビューが行われるほか、指定練習の時間を利用してバンクを実際に走ることも可能。なお不正を防止するためスマートフォンを始めとした通信のできる電子機器は回収されるのも、前検日です。
レース期間3〜6日間
レースは3日間が基本。大きなレースであれば1本勝負のものや、6日間にわたるものも存在します。
基本的に1日に1本しか走らないので、残りの時間は自由。レース本番の時間に合わせて食事、練習、アップなどを行っていきます。
レース最終日
決勝戦、そして決勝に進めなかった選手たちにも最終日のレースが行われます。最後を良い形で締め括るための準備を行いつつ、帰り支度をちょっとずつ進めるのも最終日の風景のひとつです。自分のレースが終わればスマートフォンなど預けていたものが返却されます。決勝で優勝した選手は表彰式に出席。賞金の目録をいただいたり、写真撮影を行ったりします。
オフ
レースを終えて、オフタイム。次のレースのスケジュールにもよりますが、仲の良い選手同士で打ち上げをしたり、開催地を観光したり、すぐに家に帰ってゆっくりしたり。
各々の過ごし方で体と心を労る期間です。
競輪の収益金の使い道
競輪は賭け事であるため、厳しいルールのもとで運営されています。
そしてこれらの売上の一部は
「補助事業」という形で社会福祉等に役立てられ、社会に還元。
競輪は「社会の役に立つ仕事」でもあるのです。